注文住宅は、予算が多ければ多いほど希望に沿った物を作ることができます。
しかし、実際のところ予算には限りがありますから、その中でどう分配していくかがポイントになってきます。
では、タイプ別にどのくらいの予算が合っているのか見ていきましょう。
1.立地にこだわりがある
駅から近い所がいいなど立地にこだわりがあるのなら、土地の購入に予算を多く割くことになります。
そうなると、建築費用は少し減らさなければならないので、1,000万円~2,000万円くらいの予算が妥当となってきます。
2.内装や外装を可能な限り思いどおりにしたい
注文住宅を買う場合、多くの人は自分の望みどおりの家を持つことを期待しているでしょう。
そうすると、建築費の予算は3,000万円以上は欲しいところです。
ある程度立地について妥協してでも、建築費に予算を回すべきです。
3.できるかぎり安く抑えたい
できるかぎり予算を低く抑えることが目的の場合、1,000万円台でも注文住宅を建てることはできます。
しかし、設備などは最低限の機能しかついていない物になるでしょう。
このように、注文住宅を建てる時は何を重視するかで予算の配分が変わってくるので、まず重視する物を決めておいたほうがよいでしょう。